暁 〜小説投稿サイト〜
IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第595話】
[3/7]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
唸りをあげ、大きく振るう右手に粒子が収束され、スレッジハンマーを形成させたエレン。
瞬時加速――否、個別連装瞬時加速――通称リボルバー・イグニッション・ブーストを行ったエレン。
唸りをあげるウィオラーケウス・デンスのスラスター、翡翠の煌めきが漆黒の機体へと迫る。
「ハアァァアッ!」
リボルバー・イグニッション・ブーストの加速力を加えたスレッジハンマーの一撃――それを避けたヒルトはエレンの脚部を狙い、蹴りの一撃。
だが個別連装瞬時加速は終わっていない、それを避け、機体に掛かるGによってエレンの身体は悲鳴をあげるが後ろに回り込み、再度スレッジハンマーを振るう。
今度は北落師門でそれを防いだヒルト――ここでエレンは口角を吊り上げて笑った。
「キミの為だけに、ウィオラーケウス・デンスはキミ対策の為に改装したんだ!」
スレッジハンマーだと思われた武器――だがそれはスレッジハンマーが鞘となった幅広の高周波ブレードが抜き放たれる。
「チッ!? スレッジハンマーは――」
「ああ! スレッジハンマーは隠れ蓑って訳だよ!!」
抜き放たれた一閃はイザナギのシールドバリアーを突破、高周波ブレードによる一撃に内部ダメージも与え、絶対防御を発動させる。
『すまない主君! 咄嗟に反応出来なかった!』
『ごめんなのですよぉ( ;ω;)』
『構わない! 一気にエレンを戦闘不能にするぞ! 雅、連携で行く!!』
『承知した!!』
大幅に減ったシールド・エネルギー、だが接近戦はヒルトの間合いでもある。
イザナギからイザナミが分離――擬似的にエレンは二対一の状況に追い込まれた。
イザナミの腕部から放出されるプラズマは刃を形成させ、背後から斬りかかる。
「ぐっ……!?」
更にヒルトからも北落師門の一閃――そして、二機同時の交差攻撃によって更にシールドエネルギーが減少した。
エレンは高周波ブレードを振るう、空を切る刃はヒルトには当たらず、飛行形態に変形したイザナミの背に乗り、電磁投射小銃を構える。
「一斉射だ!!」
『任せてくれ、主君!!』
イザナミから放たれる指向性の光弾とタングステン弾の弾雨がエレンを襲った。
「……やらせないよ! 九式・禍乃白矛!!」
キンッ! 一斉射全てを迎撃するレーザーの雨、エレンは未来に振り返った。
「エレン! 一対一じゃ無理だよ! 私も居るから!」
「っ……わかった! 未来、お願いだ!!」
「任せてよ!!」
互いの射撃は、お互いの迎撃機能によって無効化される中、エレンは再度高周波ブレードを鞘であるスレッジ
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ