0064話『梅雨の始まり。扶桑と夕立』
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分転換に出てみるか」
「やったっぽい!」
それで私は傘を差しながらも雨が降っているので控えめにじゃれてくる夕立をあやしながらも中道を進んでいると前方からどこか仕事人のような格好の雨具を着ている千歳と千代田が傘を差しながら歩いてきた。
「提督…? こんな雨の中でどうされたのですか?」
「少し夕立に誘われてな」
「ぽい!」
夕立の頭に手を乗せながらそう答える。
夕立はそれでどこか嬉しそうだったのが印象的だった。
「それでそっちはどうしたんだ?」
「私が千歳お姉を誘ったんだ。ただ雨の日だからって外に出ないのは勿体ないからね」
「確かにそうだな」
「提督。それじゃ私達はこちらなので夕立さんと楽しんできてくださいね」
「わかった」
それで千歳と千代田は私達とは反対側に歩いていった。
「やっぱりみんな、雨の季節を楽しみにしているっぽい!」
「そうだな。こうして歩いていると色々な子達と出会えそうだ」
「うんうん! だからもっと歩こう!」
「そうだな」
それで夕立と一緒にそれからも色々な梅雨の姿の艦娘達と出会うのであった。
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