虎の影
ちひろの過去
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足を動かし 目的地に向かうちひろ
ち「なんとしても・・・ピオの行動は・・・止めなきゃ行けない・・・・」
〜そして〜
あ「ねぇ レック ライ ラナ 僕たち三人をその先に行かせてくれないかい?」
しかし三匹とめ顔を横に振る
さ「頑固・・・だなぁ・・・・」
あ「・・・・あ!」
と指をさし 三匹ともそれに注目すると
あ「さっ! 今のうち!」
と開いた隙間から侵入した
「おーい! ちひろの知り合い達よー!」
な「なんですかー?」
「ちひろが向かったのは十階じゃー! ちひろを止めてやってくれー!」
あ「解りました!」
とさいが達は奧に進む
さ「一体 何をしようとしているんだ?」
あ「さぁね でも ちひろは人を助けるために自分を犠牲にしようとしている・・・」
な「それは止めなきゃね!」
さ「・・・・あぁ!」
〜十階〜
ち「つい・・・・た!」
とちひろは周りを見渡した
ち「・・・・いた!」
とちひろはぼやけた物体のほうに歩いていった
ぼやけた物体はだんだんと近づくちひろに遠ざかっていった
ちひろが歩く道の周りには 倒れた人が沢山いた
ち「ピオ・・・私だよ・・・? ちひろだよ・・・?」
とどんどん近づく
ピオと呼ばれた物体は 後ろに下がれなくなったと思うと 威嚇しはじめた
ち「忘れ・・・ちゃったの・・・?」
とちひろが物体とあと数センチの間合いのところで
さ「ちひろ!」
ち「さいが兄ちゃん!? なみか姉ちゃんにお兄ちゃんも・・・・」
さいがさん達がやってきた
ち「どうして・・・レック達が止めてたのに・・・」
あ「注意をそらして突破してもらったよ」
な「ちーちゃんもなんでこんなとろに・・・」
とちひろは物体に背を向け 両手を広げた
ち「さいが兄ちゃん なみか姉ちゃん お兄ちゃん 来てそうそうだけど・・・帰って」
さ「な・・・なんでだよ・・・?」
ち「お願い 帰って! これ以上被害者を増やしたくないの! この子だけは・・・・ピオだけは・・・!」
と言った瞬間 ちひろは倒れた
あ「ちひろ!」
と前から倒れ背中が見えた その背中には大きな×の文字があった
な「×・・・もしかしてシザークロスかクロスポイズン?」
さいがはっと気づき ちひろの後ろにいた物体を見たが その物体はどこにもいなかった
あ「ポケモンセンターに運ぼう! ここならブリッザシティが近い!」
そうして 四人はヨンミョンタワーを後にした
〜ポケモンセンター〜
ちひろは治療してもらっていた
な「・・・・」
あ「・・・・」
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