暁 〜小説投稿サイト〜
ポケットモンスター マリン
通ってみよう!
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「本当に兄妹か?こいつら・・・」

いや それはあたりまえでしょう

とさいがさんがそのまま歩く ゆっくりと

さ「まっすぐでいいんだよな?」

ち「うん・・・・」

とちひろは言った

〜時は進み合流点〜
あ「あ さいがにちひろ」

な「よかったー」

さ「お前ら 迷わなかったんだな」

な「誰かが手助けしてくれたんだよね」

さ「誰・・?」

(・・・・あゆむくんもしかして・・・)

あ「きっとそうだね 心配でずっと近くにいたんだよ」

(ふふっ ちひろちゃんの一番のパートナーですもんね)

な「ってなんでおぶってるの?」

さ「泣きつかれたんじゃないのか?途中で進むのがつらくなったから後ろ見たら寝てたんだよ」

あ「まぁ仕方ないね トラウマと似たこと起こったから」

とあゆむは言う

な「え?結局なにが起こって洞窟嫌いになったの?」

あ「少し長くなるから歩きながら話すね」

と三人と一匹は歩き出す

あ「ちひろが洞窟嫌いになったのとワッコに会ったのは同じときだったんだよ」

な「え?そうなの?」

あ「でもそれと同時に悪いやつへの敵対心も強くなった頃だからね あの事件はちひろを大きく変えた日だったね」

そうあれは僕が六歳 ちひろが五歳のときだったとあゆむは言った

〜過去〜※視点はあゆむ

あ「すっごーい!」

ち「ふぇ〜」

僕達は月に一度家族旅行に行くんだ そのときの旅行は炭鉱を見に行くことだったんだ

母「働く人の邪魔にならないようにね」

とお母さんの忠告があった邪魔にならないようにいろんな場所を見ていた

ち「お兄ちゃん 炭鉱の中って入れないかなぁ?」

あ「入れないよ 車とか通るもん 邪魔になっちゃうよ」

と従業員がそれを耳にしていたらしい

「入り口だけなら入っても大丈夫だよ」

と返ってきたのだ 僕達はすかさず炭鉱の入り口まで走った

ち「ははっ!でかーい!」

あ「おっきー!」

と僕達ははしゃいでいた瞬間だった

突然地震がおこったんだ

さっきみたいに岩なだれがおこって 入り口は閉ざされたんだ

そのとき僕らは炭鉱内にいたんだ

ちひろは岩なだれが起こったすぐ近くにいたからそれがトラウマになっているだろうね

「大丈夫かー!」

と何回もその言葉が聞こえた でも次第に聞こえなくなってきた

入り口は閉ざされたものしかなかったからとっても大変だったんだ

ち「おかあさぁん!おとうさんぁん!うわぁぁぁん!」

ちひろは号泣だったね 泣きやませるのにものすごく時間がかかった

と言っても実際泣き止ませたのは僕ではない 小さな音だったんだ

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