第四章:停止教室のヴァンパイア/転螺拳の火在輪
Change6:熾天使〜Is it a lie or the truth?〜
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「わからん。だがリアス部長の指示だ何かあるに違いないだろう」
それにしてもなぜ神社なのかは俺も疑問に思っている。
以前リアス部長から『悪魔は神聖な場所には立ち入れない』と説明してもらったばかりだからな。
二人で考えていると鳥居の向こうから巫女服を来た女性の影が見えた。
「いらっしゃい。イッセー君、シン君」
「朱乃さんも来ていたんですか?」
女性は朱乃さんだった。モコ服をきているという事はおそらくこの神社と関係があるのだろう。
「朱乃さんの巫女姿すごく似合っています!!」
「うふふ、ありがとうございます」
「そういえば、朱乃のさんはなぜここに?普通ならリアス部長と会談の準備をしているはずでは…」
「あちらはグレイフィアさまがいます。それに今回の打ち合わせは会談の最終確認みたいなものですから大丈夫ですわ。それよりも私は重要なある御二方をお迎えしなければならないので」
重要な御二方。まあ迎えがいるということは幹部みたいなやつが来るのだろう。
それよりもイッセーがここをくぐって大丈夫なのだろうか?
「イッセー君。心配はご無用ですわ。ここは裏で特別な約定が執り行われているので、悪魔でも入ることはできます」
「よかったぁ〜」
どうやら心配は無用なようだな。
それにしてもさっきからこちらに接近するアザゼル並みの二つのエネルギー反応。
もしかしてその二人かもな。
そして俺とイッセーは朱乃さんの案内のもと、鳥居をくぐりしばらく歩くと立派な神社の本殿が建っていた。
年期は感じるがしっかりと定期的に掃除や手入れがされているので綺麗だ。
「朱乃さんはここに住んでいるんですか?」
「ええ。先代の神主が亡くなった後、無人になったこの神社をリアスが私のために確保してくれたのです」
なるほど。
そして俺は先ほど感じた二つの気配がこちらについたのを感じる。
「そちらの方々。一人が赤龍帝でもう一人がコカビエルを倒した青年ですか?」
「その様ですね。ミカエル様」
空を見上げるとそこには端正な顔立ちをした青年と誰もが見たら思う絶世の美女がいた。
その二人はローブを着ており頭部に天輪を浮かばしていた。
そして、背には十二枚の黄金の翼。
どうやら四大熾天使の二人のようだな。
しかも計測するにアザゼルと同格なのが分かる。
しかし女性のほうをイッセーは鼻の下を伸ばしながら見ていた。
まあ、おそらく胸が大きいのが原因だろうが…。
「はじめまして赤龍帝、兵藤一誠君。コカビエルを倒した青年神無月シン君。私はミカエル。天使の長をしている者です。そして―――」
「私は熾天使の一人ガブリエル。あなたと話したくて参りま
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