第2話 緑髪の少女
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き
門の領域だった。
そこまでわかればもういいよ…そこの男たち、
「ちょっと覚悟してろよ」
そう呟いた俺は、自慢の空手の技を絡めつつ幾多のストリートファイトで培った格闘術で青縁グラサンの男たちを叩きのめした。
女子高生を羽交い締めにしている青縁には顔面に回し蹴りを、オシャレウーマンの首根っこ掴んで脅してる青縁グラサンには思いっきりの金的を、そして逃げようとした臆病者の青縁グラサンには手近にあった鉄パイプを投擲してその場を2秒と掛からず制圧したのだった。
そして、那覇少年は疲れからかはたまた恐怖からか呆然と座り込んでいたオシャレウーマンに手を差し伸べる。(最大限にかっこつけつつ)
「大丈夫っすか…ボーカロイド・アンドロイドNO.5、メグッポイド」
「…私のことを知ってるんですか?」
「当たり前だろ…話は奴から聞いている、やっと会えたな。俺の名前は那覇大輝…あんたと同じ『那覇夫妻の日記』を探す者だ」
これが…この運命的な出会いこそが、メグッポイド…通称GUMI(グミ)とその2代目マスターである盛岡昴と那覇大輝とのファーストコンタクトなのである。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ