遊星の不安
遊星の不安1
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カイトと別れて次の日
「大変です」
「大蔵りそながいま僕の上で跨がってることがね」
居間のソファーで寝ていたら、目覚めた時は妹が腹に乗っていた。
「妹、少し焦ってるんです。そんな時になに寝てるんですか。それと寝る前は万が一に備えて身だしなみには特に気をつけてください。隙だらけになるんだから、いつバレてもおかしくないですよ」
りそなが遊星に注意する。
「え、僕いまどんな格好で寝てた?」
遊星はりそなに聞く
「めっちゃパンツ見えてました。ていうか、なんでトランクス穿いてるんですか。身とか心とか女になれといったでしょう」
「下着は……嫌だなあ……」
遊星は女装姿で文句言う。
「新しい生活になった時、それが通じるとでも思ってるんですか。さっさと変態行為を受け入れなさい、この女装兄」
りそなは遊星向かって変態や女装兄とかれってる言った。
逆に遊星は受け入れたないけど受け入れなければりそなから協力の話が泡として自然に消えるが女装した事実は消えない。
「ううっ。受け入れたくないけど一理ある。僕はヘンタイ、僕はヘンタイ」
遊星は覚悟決めてヘンタイいい続ける。
「あ、ヘンタイで思い出しました。大変なことがあったんです。妹、その話をしたかったんです」
「スタンレーの創る《フィリア女学院》について調べていたら、上の兄が設立に関わっていることが判明しましたあと銀牙家本家と分家に雷神家、死神家、鳴神家の当主全員関わっていることになります」
りそなは辛い現実教える
「うぞっ!?」
遊星は驚いて変な反応した。
「出資者の一人みたいですあの兄も忙しい身ですから、授業を見に来たりはしないでしょうが、入学者、それが運良くても卒業者の名簿に目を通す恐れがあります」
「まあ一人は許してくれそうです」
「一人て?」
遊星が聞く
「カイトさんの父親ナイトさん彼は単純に面白いように動けば言い方なので」
「そうかな」
「では会話脱線しかけているので元に戻します。」
「女性オンリーの学校に僕がいるなんて知ったら……しかも、卒業まで黙ってたなんてことになったら……」
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