暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic35これからの高町家〜Think of the Future〜
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じてドクターの冥福を祈る中、ザッ、ザッて土を穴に戻す音が聞こえてくる。そうしてシスターズの手でドクターの柩は完全に土に埋まった。さらに埋めたところに石板をドンッと敷いた。動物に掘り起こされないようにするためと、献花台としての物みたい。用意されてた花束をそれぞれ置いて、「本日は父、ジェイル・スカリエッティの葬儀にお越しいただきありがとうございました」ウーノさんが挨拶を始めた。

「きっとドクターも、皆さんに送り出されてとても嬉しいと思います。・・・偶にで結構です。ドクター、ジェイル・スカリエッティのことを思い出してあげてください」

こうしてドクターの葬儀は終わった。ウーノさんとドゥーエさんとクアットロさんはこのまま孤児院に残って、トーレさんとチンクとセインはノーヴェ達を海上隔離施設へ送り届けることになって、私たち六課とシャルちゃんやトリシュちゃんは職場に帰ることになってる。シスターズ達と別れて、私たちは岐路に着いた。

「ただいま〜」

「「ただいま〜」」

六課の寮へと帰り、エントランスで掃除をしてた寮母さんの1人であるアイナさんに挨拶。はやてちゃん達からも挨拶を受けたアイナさんは「おかえりなさい! お疲れ様でした」と挨拶を返してくれた。

「あの、アイナさん」

「はい? なんでしょう、高町隊長」

それぞれが自室に戻る中、私はアイナさんに声を掛けた。アイナさんにあの事について相談もしないといけないし、「相談がありまして。よければお昼休みに少し時間を取ってもらえますか?」ってお願いすると、アイナさんは「判りました」って快諾してくれた。
これ以上、仕事の邪魔も出来ないってことで「お願いします」と一礼してエントランスを後にする。アイナさんと別れて向かうのは、私とフェイトちゃんとヴィヴィオの3人部屋。部屋に入って、喪服から局の制服へと着替える。

「ねえ、ヴィヴィオ」

「な〜に〜?」

「六課が無くなった後、私はお家に戻るんだけど。ヴィヴィオも一緒に住むよね」

ヴィヴィオを養子として正式に引き取ることにした私は、ヴィヴィオに私の姓を付けた。で、六課解散後は北区に購入した一軒家に戻る。ちなみにミッド極北部のシャルちゃん家、北部の私の家、中央区画のアリサちゃんの家、南部のはやてちゃんの家って、南北に一列に並ぶようになってる。どこのお家にも遊びに行きやすくするためだ。

「うん・・・?」

「あ、うん、住むんだよ一緒にね。でもなのはママ、お仕事でお家を空けることが多いと思うんだ」

解散まで残り半年。ヴィヴィオは7つぐらいになるし、今でも結構しっかりしてると思う。でもだからって家にひとり残して何日も空けるわけにはいかない。

「一応、私やアリシアも休暇の際にはなのはの家に通うようにするけど。それで
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