暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic35これからの高町家〜Think of the Future〜
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†††Sideなのは†††
監査・監察・査察を一手に引き受ける特別な役職である調査官のルシル君、後見人のリンディ統括官やクロノ君、騎士カリムからも許可を得て、ミッド南部はアシュトン諸島へと私たちはやって来た。今日の目的は、チーム海鳴の誰もがお世話になった第零技術部、通称スカラボの部長だったドクターの葬儀の為だ。
「まさか、ドクターの葬儀に参列する日が来るなんてな・・・」
喪服姿のはやてちゃんが目を伏せた。シスターズから参列を許されたのは、チーム海鳴とヴィヴィオとフォルセティ、スバルとギンガのナカジマ姉妹、ドクターとは直接関係は無かったけどティアナとエリオとキャロ、教会関係者としてシャルちゃんとトリシュちゃんだ。
それに特別に許可を貰って1日限定の仮釈放処置を受けたノーヴェ達。みんな喪服を着てる。ドクターの眠る柩は今、ここ孤児院の側に建つ教会の祭壇に置かれている。孤児院の側ってこともあって参列してるのは私たちだけじゃなくて、孤児院の関係者や子供たちも一緒だ。
「では別れ花をお願いします。まずはスカリエッティ家、次にスカリエッティ孤児院関係者、機動六課、教会関係者の順でお願いします」
喪主を務めるウーノさんがそう告げた。側には数えきれないほどの種類豊富な花が置かれた台がある。教会の二列縦隊で並ぶ長椅子に座る私たちは、椅子から立ち上がって台へ向かうシスターズとノーヴェ達を眺める。そしてそれぞれ花を1輪と手にとって、柩の前に立つ。
「ドクター。これまでお世話になりました」
「どうぞごゆっくりとお休みください」
「私たちスカリエッティ家一同・・・」
「これからもスカラボにて過ごして参りますぅ」
「ですので天国から私たちを見守っていてください」
「ドクターに見守ってもらってるって思うだけで、あたし達はずっと元気だから」
ウーノさん達がドクターに言葉を掛けながら、順に柩の中に花を入れてく。続いてノーヴェ達が柩の前に立つ。
「ドクター。記憶を取り戻した今の状態で・・・」
「また会いたかった・・・」
「ごめんなさい、ドクター」
「あたし達、ちゃんと罪を償います」
「そしたら胸を張って施設から出るっスから・・・」
「その時は私たちも見守ってください、ドクター」
セッテ、オットー、ノーヴェ、ディエチ、ウェンディ、ディードの順で言葉を掛け、花を入れていった。次に孤児院の関係者と子供たちが花を入れてく。背が足りない子供は、関係者の人たちに抱え上げられて花を差し入れては「ありがとーございました!」って舌足らずだけどお礼を伝えていった。次は私たち六課の順。席を立って、台へと向かう。
「ドクター。すずかです。先日もお伝えしましたが、私が第零技術部、スカラボの主任としてシ
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