第02話:おめでとう!!3歳です!
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無いわ。メアリーもちゃんと構っているわよ。でもまだ1歳なんだもの、やっぱりアルバートの方が弄った時の反応が面白いじゃない。お母様はもっともっと遊びたいわ。」
そんなことを言って少し涙目になっています。困った母上ですね。でも騙されませんよ。
「弄るってなんですか?僕は母上のおもちゃですか?勘弁してください。」
「あら、だめだった?」
ほら、もう笑っているんですから、あなたは子供ですか?
「でも、まあ良いわ。お父様とも少し話してみますが、魔法の練習を始めるのも早めた方が良いかもしれないわね。」
「魔法の練習が出来るのなら嬉しいです。早く魔法を習いたかったのですよ。」
「解ったわ。それじゃ今夜の夕食後にお父様にお話ししますからそのつもりでいてね。
それから、あまり本ばかり読んでいないで、子供なのだから外に出て遊ばないとダメよ。体力作りも大切なのだから。
お母様も寂しいわ。それから、もう少し子供らしい話し方出来ない?」
「はい。解りました。出来るだけ外で遊ぶようにします。でも、話し方は直りそうにありませんので許してください。」
しかし、外で遊べっていっても近所に遊べるような歳の子供なんていないし、この時代公園も遊園地もないので、外で出来る事なんて基本は散歩とか乗馬とかしか無いんだよね。
3歳児では乗馬はちょっと無理があるし、散歩もただ歩くだけではあまり面白くない。まして母上のおもちゃは勘弁して欲しいです。
と言うわけで、読書の合間に自分なりの1日のスケジュールを考えてみました。
朝起きたらジョギング。これは短い距離から初めて、少しずつ距離を伸ばしていきましょう。やっぱり体力作りは走ることからですよね。
朝食後は魔法の練習と魔法関係の座学。これは父上の許可が下りたらですが、午前中はお勉強の時間でしょう。
午後は体力作り。柔軟やって、腕立て位でいいですね。最後はやっぱりジョギングで締めにします。
夕食後は読書タイム。これは欠かせません。
3歳児にしては少々ハードすぎるかな?まあ出来るところからやっていって身体を作りましょう。無理をして逆に成長を阻害してはいけませんから。
本格的なトレーニングはもっと大きくなってからですね。
(しかし、自衛隊生活が長かったからどうしても一般的な自衛官のトレーニングになっているような気がします。)
そうこうしているうちに夕食の時間となりました。
我が家の食堂はそれほど大きくなく、アットホームな雰囲気で落ち着いて食事が出来るところです。
原作知識にある魔法学院の食堂や、ラ・ヴァリエール公爵の所の食堂なんかでは、現代日本に生きてきた僕のような一般市民にはとても落ち着いて食事なんて出来ませんからね。
一通り食事も終わり、食後のテ
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