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恋姫伝説 MARK OF THE FLOWERS
287部分:第二十四話 劉備、剣のことを聞くのことその二
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第二十四話 劉備、剣のことを聞くのことその二

「妹も来ましたし」
「リムルルだよな」
「はい」
 ナコルルは馬超のその言葉に応えた。
「あの娘も来ましたし」
「何かあの娘いいよな」
 馬超はそのリムルルを思い出して微笑んだ。
「蒲公英とは全然タイプが違うけれどそれでもな」
「それでもですか」
「ああ。妹っていいよな」
 そしてこう言うのだった。
「あいつは従妹だけれどな」
「そういえばそのリムルルは何処だ?」
 趙雲がこのことを一同に問うた。
「蒲公英といい姿を見ないが」
「今劉備さんのところにいるわよ」
 舞が趙雲のその問いに答える。実は彼等は今募兵の場所にいるのだ。そこに若者達が次々と集ってきているのである。
「そこで一緒に勉強か稽古をしているわ」
「げっ、学校の勉強かよ」
 丈はそれを聞いて嫌な顔になった。
「俺勉強は嫌いなんだよ」
「あんたはもうちょっと勉強した方がいいだろ」 
「その通りだな」
 二階堂と大門がその丈に突っ込みを入れる。
「高校、出てるんだよな」
「それはどうなのだ」
「一応出てるけれどな」
 こう二人に答えはする。
「京とは違ってな」
「高校だったのだ?」
 張飛は心配する顔になっていた。
「あいつはそこを卒業できるのだ?」
「無理じゃないの?」
 ユリの言葉は素っ気無いと共にきつかった。
「だって。出席してないんだから」
「しかも今はこの世界にいるからな」
 キングはこのことも話した。
「それで卒業というのはな」
「そうなのだ。じゃあ難しいのだ」
「中退とかになるんじゃないか?」
 リョウもそれは心配していた。
「あのままだと」
「頭は悪くないんやけれどな」
 ロバートはそれは保障した。
「とりあえず学校に行かへんとな。しゃあないわ」
「ううむ、京にとってはそれが最も為すべきことか」
 関羽も彼のことを心配していた。
「どうしたものかな」
「あちらの世界も大変なんですね」
 孔明はこのことを心から思った。
「本当に」
「こっちの世界も同じだけれどな」
 こう言ったのはテリーだった。
「まあどっちもどっちだ」
「そうですか」
 彼等はこんな話をしていた。そしてだ。
 劉備はだ。その馬岱は矢黒い短い髪に白地に端が紫になったアイヌの服を着た黒い目の可愛らしい少女とそれと草薙と共にだ。あれこれとしていた。
 馬岱と草薙が稽古をしていた。残る二人はそれを見ている。
「喰らえーーーーーーっ!!」
 草薙が炎を出しそれを地面に叩き付ける。その炎が血を走る。
 馬岱はそれを跳んでかわす。そうしてだった。 
 上から草薙を狙おうとする。しかしだ。
 ここで草薙も跳んだ。左手に炎を宿らせてそれを一閃させる。
「ほうり
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