第二十六話 飛鳥!南流喧嘩殺法習得!?
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果論じゃ」
あくまでD飛鳥の言葉を否定する老人。するとD飛鳥は自分の決意を決めた。
「・・・それでも良いです・・・わかりました・・・自分で探します」
D飛鳥が老人の前から去ろうとすると・・・
「待ちな」
「え?」
「生憎、南の爺さんは今島から離れててな・・・まぁいい・・・帰ってくるまでわしが面倒みてやる・・・ようこそ蒼獅子島へ」
そう言って座椅子から立ち上がる老人は釣り用具一式を持って歩き始めた。突然の事に戸惑うD飛鳥。
「えっと「何してる?来るのか来ないのかはっきりしろ」は!はい!!」
D飛鳥が老人についていくと島民と思われる人とすれ違った。
「ん?小兵衛の爺さん!また若者捕まえてこき使う気か?」
「あ?ゴンお前さんこそまた女たぶらかすつもりか?」
と言う会話が聞こえた。この老人どうも小兵衛というらしい。
兎に角今は頼る当てがないので小兵衛に付いていくことにしたD飛鳥。
ジャングルのような道なき道を歩いて案内されるD飛鳥。すると集落のような場所へ辿り着き一軒の質素な家まで案内された。
「あれがわしの家じゃ・・・まぁこい」
「は・・はぁ・・・」
D飛鳥が畑道を通るとおばあさんに声を掛けられた。
「おや!小兵衛の爺」
「ん?トメ婆か?」
「また若い子に説教かい?」
「あほ」
「また煮物もってくからな〜」
「楽しみにしとるぞ〜」
些細な会話についていけないD飛鳥は小兵衛のほたって小屋招かれた。周りには何もなく生活に必要な最低限の物や自給自足できる規模の畑などであった。
「まぁあがれや」
「お邪魔します」
小兵衛の家に入ったD飛鳥は出されたお茶を飲み始めた。
「あち・・・」
「お〜悪いなぁ・・・まぁゆっくりしてけや」
「はぁ・・・」
何故かこの爺さんに誰かに似た雰囲気を覚えるD飛鳥。すると小兵衛は何かを思い出したかのように庭に出た。
「あの・・・どうしたんですか?」
「ああ・・・今日の薪をな」
撒き割りを始める小兵衛の様子を見るD飛鳥。この島は南に位置している為か日差しが暑い。小兵衛のYシャツは段々と汗を吸収していった。
「ふぃ・・・」
薪割りを終えた小兵衛が汗を拭くためにYシャツを脱ぎ自分の身体を出した瞬間D飛鳥が驚いた。
「・・・嘘」
小兵衛の身体が凄い筋肉である事だった。見た感じ小兵衛の年齢は70以上はあるだがそれで身体つきだけでも30代くらいに見える。
「あの・・・小兵衛さんお歳は?」
「ん?わしか?今年で82だ」
「・・・嘘」
82歳でこの筋肉を維持しているという事はこの爺さんは物凄い健康な
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