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【完結】戦艦榛名に憑依してしまった提督の話。
0061話『第七戦隊の出撃』
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スズヤンを執務室へと連れてきてさっそく私は話をする。

「それで提督〜? 軽空母のスズヤンが必要ってどんな海域なの…?」
「まぁ待て。もう少ししたらメンバーが揃うから。それまで待っていてくれ」
「はーい」

それでスズヤンは素直に待っていてくれた。
しばらくして執務室に五人の影が現れる。
一人目は今回の主役である熊野改二。
そして最上に三隈。
加賀さんに最後に大和という布陣。

「うっわ…加賀さんに大和さんを投入って、ガチな海域じゃん?」

クマノンが口を抑えて驚いている。
大和を使うのは理由があるんだよな。

「そんな事はないんだけどな。ただ足りない火力を必要とした結果だったというだけだ」
「足りない火力…?」

と、そこで熊野が口を開いて、

「それで提督? わたくし達はどこに出撃すればよいのですか?」
「ああ、そうだったな。まだ教えてなかったか。場所はカレー洋リランカ島沖だ」
「ああ、なるほど」
「確かに私も使うのは分かりますね」

加賀さんと大和はお互いに納得できたのであろう。
このメンツではスズヤンを加賀さんと一緒に航空戦力として扱ってもきびしい制空権になるのは間違いない。
さらには熊野達三人の火力では最後のル級や港湾棲姫を倒しきれないかもしれない。
しかもだがもう今月のEOは割ってしまっている為に港湾棲姫は最終形態になっている。
だから手強い。
ゆえに足りない戦力を大和に求めたというわけだ。

「そうだろう。私も熊野達の力を信じていないわけではないが港湾棲姫が最終形態になっているのはさすがに手厳しいものがあるからな」
「そうなんだね。わかったよ提督。それじゃこの六人で港湾棲姫を倒してくるよ」
「行ってくれるか」
「うん!」

最上が素直に頷いてくれたのでよかった。

「もがみんが納得したのでしたらわたくしも反論はありませんわ。熊野もスズヤンも大丈夫でしょう?」
「ええ、問題ありませんわ」
「うん。了解じゃん!」

最上型四姉妹の承諾は得られた。
後は二人だけど、

「それでは提督。航空母艦加賀、はりきってまいります」
「久しぶりの通常海域への出撃、楽しみです。大和、頑張らせてもらいますね」

加賀さんは戦意向上をしていて、大和は通常海域に出れるのがうれしいのかガッツポーズを取っている。

「それではよろしく頼むよ」
「「「了解」」」

それで熊野達は出撃していった。











わたくし達は海を駆けながらも目的地であるカレー洋リランカ島沖を目指していますわ。
提督が火力不足を心配してか大和さんを投入するほどですからこのメンバーでは不安なものなのでしょうね。
もしスズヤンまで航空巡洋艦の方の鈴谷だ
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