281部分:第二十三話 楓、思い出すのことその十二
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「御二人は間違いなく司馬慰殿を嫌っておられるわ」
「かなりね。まだ御会いされていないけれど」
「けれど嫌っておられるわ」
これは間違いないというのだった。
「注意しておかないとね」
「そうね。御二人共繊細なところがあるから」
意外なことに袁紹もそうなのである。彼女は実は繊細な部分が多いのだ。
「注意しておかないとね」
「それにしても。司馬慰殿は」
蔡文姫はあらためて彼女のことを考えてた。
「どうされるのかしらね」
「大将軍の御傍において」
「それが問題ね。どういった方かわかっていないし」
「その通りね。よからぬ方ならばいいけれど」
二人はこのことを危惧していた。しかしであった。
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