暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
ガンダムW
1720話
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に来ている以上、中東連合を完全に留守にする訳にもいかないんだろう。
 もっとも、中東連合が敵対していた財団派が全滅した以上、そこまで備える必要があるとも限らないのだが。
 もしくは、連合軍を危険視しているのか。
 まぁ、今までの連合軍と中東との関係を思えば、それは不思議でも何でもない。
 もっとも、今の連合軍のトップはノベンタである以上、そんな心配は無意味だと思うが。
 実はノベンタが今まで猫を被っていたとかいう話なら、それはそれで面白いようにも思えるけど。

「この前中東連合との戦いで協力した時も思ったけど、あの2人は仲がいいね」

 感心したように呟いているのは、綾子。
 デュオとカトルが談笑している光景を見ての発言だ。
 デュオにしろ、カトルにしろ、どちらも社交的だしな。
 ただ、デュオは庶民的な意味での人当たりの良さで、カトルは上流階級的な意味での人当たりの良さだという違いはあるが。

「ま、同じガンダムのパイロットだしな。……こっちはこっちで、沈黙しながらも意思疎通が出来てるみたいだし」

 デュオとカトルから外された視線が向けられたのは、五飛とトロワ。
 この2人は原作でも何気に仲が良かった。
 トレーズへの襲撃が失敗した時、落ち込んだ五飛をトロワがコーヒーで励ましていたんだよな。
 もっとも、それでも結局は励ましが足りなかったのか、五飛は中国に引き籠もってサリィと遭遇する事になるんだが。
 ……いや、寧ろトロワのおかげで引き籠もる程度で済んだとかだったりするのか?
 だとすれば、トロワの役目は何気にかなり大きかった事になるんだが……
 そんなことを考えていると、サリィがその2人に近付いていき、何か声を掛けていた。
 そんな風に、暫くの間俺達はカトル達との会話を楽しむのだった。
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