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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第593話】
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ら出撃したのは――小型の飛行機だった、フライヤー・ユニットよりも大型ではあるがISよりは一回り小さい印象だ。
「あれって、飛行機……よね?」
「ヒルト君を援護って言ってたけど……ママ先生、飛行機で援護させるの?」
「無理無理! 流石にあんな小型機じゃ、無理よ! それに、飛行機じゃISには敵わないんだし!」
全く敵わないわけではないが、相手にならないのは事実だった。
弧を描き、飛翔する小型飛行機――だがそれは、誰もが予想しえなかった行動を起こした。
太陽を背に、小型飛行機は一瞬にして【人型】へと可変したのだ、背中の可変翼を畳み、バイザー・アイに光が点る。
唖然とする一同――ヒルトも変形する機体等初めて見たため、目を見開いていた――そんな所に、変形した機体――登録名称【イザナミ】からのチャネル通信が届いた。
明らかに人など乗れない機体からのチャネル通信――開くとヒルトにとっては久しぶりに聞く彼女の声が聞こえてきた。
『主君! 久しぶりなのだ! わ、私だ、覚えているかッ!?』
忘れようがなかった――イザナギに乗る前まで乗っていた打鉄……そのコアである『雅』の声だ。
『ああ、覚えてるぞ。 ……雅』
『……! 良かった! ……主君、ただいま!』
そう言い、変形した機体【イザナミ】はヒルトの隣に並び立つ。
だが、並んだのも一瞬で更にイザナミはその場で全身が分離――各パーツがイザナギに装着されていった。
ハイパーセンサーに表示されるパッケージ名【イザナミ】――と。
『お、お待たせ致しました。 し、少々色々な事が起きて困惑していますが。 ……今から試合を開始します!』
その言葉でシグナルに明かりが点る――装着されたイザナミ、そのコアである雅が語りかけてきた。
『主君、以前と同様、不束者ではありますがよろしく頼みます』
『ああ、頼――』
そう返事をしようとする俺に割り込んだのはイザナギのコアであるナギだった。
『マスター!(`ヘ´) 浮気なのですょぉ!(`o´) ナギちゃんだけのマスターだと思っていたのに(`ε´)』
割り込んだナギはご機嫌斜めだった、浮気発言で雅は憤ったのか――。
『な、何をいうか! 元々主君は私の主君だ! 浮気も何も、元々私が本妻というものだ!』
等と本妻宣言、勿論これにはすぐ反論するナギ。
『本妻はナギちゃんなのですよぉ!(*`θ´*) むうぅ!(`ヘ´)』
『ぐぬぬぬぬっ!』
言い争うコア達に、俺も疲れが飛んだのか――。
『いい加減にしろ! 誰が本妻とか、んなこと言っても仕方ないだろ! 二人と
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