ガンダムW
1718話
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のか? それとも凛か?
ともあれ、聞いた話によると青パパイヤというのは沖縄では普通に食べられているらしい。
しかも果実の類ではなく、野菜として料理されているとか。
俺も食べるのは初めてだが……なるほど、こういう味なのか。
俺の獲ってきたシャコ貝はかなりの大きさだったが、それでもこの人数で食べていればすぐになくなってしまう。
……いや、純粋に俺と綾子の食べる量が多かったんだけどな。
混沌精霊と半サーヴァントなので、普通の人間とは食べられる量が違う。
ちなみに南海漁村の方も、凛に食べさせる分を確保してこっそりと空間倉庫の中に入れておいた。
「他にも料理はありますが、まだ食べられますか?」
南海漁村が綺麗になくなったのを見て、そう尋ねられる。
これだけの大きさの料理だ。もう腹一杯になっていると思っても仕方がないだろう。
だが、生憎俺の腹はまだまだ余裕だ。
……正確には、俺の場合は胃の中に入ればその時点で完全に魔力に分解されて身体に吸収されるので、純粋に食べる量という事で考えれば、俺の場合は幾らでも食べる事が出来る。
大食い選手権とかに参加すれば、優勝……うーん、どうだろうな。
食って即座に吸収出来るから、腹一杯にはならないだろうが……大食い選手権とかに参加するような奴はホットドッグを1本数秒で食うような奴もいる。
そういう規格外に比べれば、俺の場合は腹一杯にはならなくても食う速度そのものは一般的だ。
ああ、でも大食い選手権とかは無理でも、日本とかではよくある30分以内にお好み焼きを規定枚数食べきったら無料とか、そういうのはいいかも?
そういうのでは寧ろ食べきれば賞金を提供している店もあるし……
いや、そもそも俺の立場を考えれば、そういうのに出るのはちょっと難しいか。
俺が巨大カレーを1時間で食い切ったら無料とか、そういうのに出てるのを連合軍や中東連合、サンクキングダム、トレーズ派……ましてや、俺をライバル視しているゼクス辺りがTVとかで見たら、一体どう思うのやら。
ともあれ、南海漁村を運んできた従業員達は、俺のもっと料理を食べるという言葉に驚きながらも、すぐに料理を持ってくると言って部屋を出て行く。
「分かってたけど、アクセル……お前ってどんだけ食うんだよ」
どこか呆れた様子のデュオだったが、それでも驚愕とまでいかないのは、俺という存在を分かっているからだろう。
「ここの料理は美味いしな」
ピースミリオンの食堂で雇った料理人も、決して料理が下手だという訳ではない。
だが、それでもこのホテルで働いているような料理人に比べれば、どうしても腕が落ちてしまう。
実際、俺が食った南国漁村という料理は、とてつもなく美味かったのだから。
「それで、これ
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