第11話 チョコ賢者になる
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早速だがチョコ、お前にはダーマに行ってもらう
「は?なんで私がなのよ」
甲板でチョコを呼びつけ俺はそう言った。
「第1なんで私が行かなきゃ行けないのよ?オニギリやアイスに行かせればいいでしょ」
当たり前の反応が返ってきた。
予想はついていたからなんとも思わない。
「オニギリやアイスだと悟りの書がないと賢者に転職できないが私の場合なくても出来るからって?」
っという理由で君にはダーマに行ってもらいたい。
「本当は嫌だけど今日は私の機嫌がいいから聞いてあげるわよ。感謝しなさいよ」
安定のツンデレっぷりを見せてくれるチョコさん
チョコをダーマの近くに下ろした後俺は部屋にある椅子に腰をかけた。
おいロリ神見てるんだろ、出てこい
「おぃぃぃぃぃす!ロリ神です」
オフ0YouTuberの挨拶と同時にロリ神は俺の前に姿を現した。
ほんとこいつ元気だな…
「んでわしに何のようじゃ?」
お前が透明になる理由を教えろ
「透明になってなにするんじゃ?まさか女風呂に…」
んなわけねぇよ。確かに覗きたいけどいまはチョコの方が大事だ
「否定はしないあたり流石じゃな…チョコを透明にさせるのか?」
ちげぇよ、あいつ目を離すとなにするかわからんだろ、だから俺が透明になって後ろからつけるんだよ
「なるほどの、それなら最初からチョコについて行った方が…」
んな御託はいいからはよ透明化あくしろよ
(こやつ…確かツンデレ嫌いと言っておったの…もしかして同族嫌悪か?)
っというわけで俺は現在ダーマ内の祭壇でスタンバっている
あの野郎…念には念を入れてと言って透明化の期限を2時間に設定しやがって…
「ここは転職をつかさどるダーマの神殿。職業を変えたいものが来るところじゃ」
独り言をブツブツ言っている間にチョコがあらわれた
「してどの職業をのぞむ?」
「賢者で」
「ふむ…お主は遊び人だったな、よかろう」
あれ?予想以上に早くおわりそうだぞ…?
「まって、その前に何個かききたいことがある」
「なにかね?」
「賢者になったらなんかメリットでもあんの?」
あ、その事について説明するの忘れてたわ。
「えっと…君は何のために来たのかね?」
「バカ勇者に行けと言われたからきた」
「うぅむ…ちょっと待ってくれないか?」
そういうと神官の人と何人かの上級職らしき人たちが円陣を作り出した。まじすんませんダーマのみなさん…
「なによあいつら私のこといきなりほっぽり出して」
お前がそうさせたんだろ…
いや確かにちゃんと説明しなかった俺も悪いけどこの場合どちらか
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