第11話 チョコ賢者になる
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と言うと俺が1割で9割がチョコが悪いよな?
っとまぁ独り言をブツブツと言っている間にダーマの神官たちが戻ってきた。
「おほん!えっと君は本当に賢者を望むんだね?」
「勿論よ」
「ではチョコよ賢者の気持ちになって祈るが良い!」
掛け声と共にお馴染みのエフェクトを思い出したがやはりゲームの世界に入っているせいかエフェクトはあらわれなかった。
「へー、これが賢者ねぇ…思っていたより薄着なのね」
「ほれ賢者になったんだから早く勇者のもとに戻るんじゃ」
「ねぇ一つ質問なんだけど呪文ってどうやって出すの?」
なんかすんげぇ嫌な予感がするぞ
「そんなの簡単じゃよ。こう念じれば……」
「こんな感じ?」
チョコはそういうと大神官目掛けてメラを放った
「ちょ!?君何して…あち!?あち!?てめぇら何笑ってるんじゃ!早く火を消せ!」
「なるほど何となく掴めたわ、んじゃあ私は帰るわ」
「一生来んな!!」
やっちまったよあいつ…
もう転職出来ねぇじゃねぇかよどうしてくれんだよあいつ
帰ってきたら説教だな
「ただいま〜、どうしたのそんな疲れきった顔して?」
お前のせいだよ!っと突っ込みを入れたくなったが我慢だ我慢…
「えっなに?ここに座れって?どうしたの急に真剣な顔して」
賢者になったということはつまり元からある馬鹿力は転職のお陰できっと人並みになってるはず…なら勝てる!(多分)
(なによこいついつもならここら辺で話しかけてくるはずなのにまさか…こ…告白!?)
それにしてもこいつ遊び人の時は気づかなかったせいか胸が意外とあるな…
(そんないきなり言われても…でもアルスなら…)
C…いやDはあるよなあれ
俺的にはやはりでか過ぎず小さすぎず手のひらにフィットする形が一番だよね
「もしかして私を転職させたのって薄着にさせて胸のサイズ測るためだったの…?」
あ、やべつい口が…いや違うんですよチョコさんこれには深いわけが
「最低」
あぁ来世はもう1度人間がいいな
俺はそう思いながらチョコに殴られたのであった。
っというかあいつ馬鹿力健全だったぞどういう事だよ!?
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