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奇妙な暗殺教室
テストの時間 前編
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生方」



だが、職員室の前で聞き覚えがありこのE組専用校舎で最も聞きたくない声を聞いて、俺は思わず足を止める。



(なんだ?…奴がわざわざこんな山道に来るんだ?何かの策略か?)



いつもの様に冷静沈着に分析を開始すると後ろからコツコツと足音が聞こえた。


「あれ?…ジョジョも職員室に用があるの?」



ん?…なんだ渚か…そう言えば殺せんせーにノートの提出しろって言われていたな



「まぁな…それより職員室見てみろ」




丈一郎か指を指した職員室には、烏間先生、ビッチ先生、今入った殺せんせーそして…



「答えは簡単、分解して並べ直す 合理的です。初めまして、殺せんせー」



この学校の理事長、浅野 學峯がいた。



「にゅや…?」



「この学校の理事長サマですってよ」



「俺たちの教師としての雇い主だ」



「にゅやッこれはこれは山の上まで!それはそうと、私の給料、もうちょいプラスになりませんかねぇ」



「「…………」」



醜い大人だ…俺(僕)はそんな大人にならない様頑張ろう。


こうして2人の少年は1つの誓いを立て、また一歩大人の階段を登った。



「こちらこそすみません いずれ挨拶に行こうと思っていたのですが…あなたの説明は防衛省やこの烏間さんから聞いてますよ。まぁ私には…全て理解できるほどの学は無いのですが、なんとも悲しいお方ですね。世界の救世主となるつもりが世界を滅ぼす巨悪と成り果ててしまうとは」



救世主…?滅ぼす…?おいおい…奴を雇っている身としてある程度の情報は知っているんだろうが随分とまぁ面倒な話をしやがる



「いや、ここでそれをどうこう言うつもりはありません。私ごときがどうあがこうが地球の危機は救えませんし、よほどの事がない限り私は暗殺にはノータッチです。……」



一瞬烏間先生に何か言っていたようだが内容はわからなかった。




「しかしだ。この学園の長である私が考えなくてはならないのは、地球が来年以降も生き残る場合、つまり、仮にだれかがあなたを殺せた場合の学園の未来です」



理事長は窓を開けたことで出来た空間に腰掛けながら言った。その先は、何を言いたいのか、俺にはすぐ分かった。



「率直に言えば、ここE組はこのままでなくては困ります」



「…このままと言うと、成績も待遇も最底辺という今の状態を?」



「はい」


それは、この椚ヶ丘中学校がここまで成長する基盤となったシステム。合理で動く理事長にとってそれを崩されるのは望ましくないだろう。


「働き
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