旧校舎のディアボロス
黒歌との出会い
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力を打ち込んできた。傷だらけの俺に気づいたアーシアが慌てて俺の治療を行った、ということだ。
「もう大丈夫ですよ」
「朝から力を使わせて悪いな。黒歌もすまなかった」
治療が終わった後は朝食を食べ休む・・・と思ったんだが、昨日の件でリアスと話をするべく今日は部室に行く予定だ。
「黒歌。悪いが学校に来てもらうぞ」
「あの紅髪の女と話すの?」
「ああ。それに、妹に会いたいんだろう?」
「・・・・分かったわ」
そう言うと黒歌は黒猫に姿を変え、俺のバックに入った。
おっとその前に・・・。
「ほい黒歌。コレ付けとけ」
昨日の深夜作った特別性の首輪だ。
「首輪?」
「この首輪を付ければ悪魔としての気配を消せる代物だ・・・まぁ即興で作ったものだから効果はおよそ1日位だろう」
「・・・トーヤって魔道具も作れたりできるにゃか?」
「魔道具って言うか、首輪の内側に術式を書いただけのもんだよ。大したものじゃない」
首輪を付けバックに黒歌を入れる。
「これなら多少はアイツにばれる心配はないにゃ」
「そうだな・・・くれぐれも、猫の姿で声をだすんじゃないぞ」
「それぐらい分かってるにゃ」
バックのチャックを閉め、俺とアーシアは学校に向かった。
んじゃ。行きますか。
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