旧校舎のディアボロス
使い魔ゲットします!
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髪を掴み上げ顔を合わせる。・・・この、クソ野郎が。
「我らの主の好意を踏みにじり、あまつさえ主と仲間を殺害し逃げ出す・・・その行いは万死に値する」
好意? 笑わせないでよ。
「あいつは私の妹の命を危険にさらしたのよ? あんな奴を殺したことに後悔してないわ。」
「口に気をつけろ大罪人が!」
空いている片方の腕で私の殴りつけてくる。
女の顔を殴るとか、サイテー。
「にしても、このまま殺すってのも何か勿体無くねぇか。コイツ」
「そうだな・・・腹いせに殺す前に犯してから殺すってのもいいな」
!! 冗談じゃない! こんな奴らに犯されるなんて・・・!
下卑た笑みを浮かべ近づいてくる悪魔に残った力を振り絞って魔力にして打ち出すが、避けられた。
「っこの阿婆擦れ!!」
男は激昂し魔力を放ってくるが、間一髪で避けて逃げ出す。悪魔は獲物手にし再び私を追いかけてくる。
私は死ぬわけにはいかない・・・妹に会うまで、絶対にッ!!
痛みを訴える体を無視して真っ暗な夜道を走り角を曲がった瞬間、誰かにぶつかり倒れこむ。
先回りされた!?
顔を上げた先には、知らない男だった。
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