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ハイスクールD×D/EXTELLA
リアスの憂鬱?
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棟夜side

 「うーん。良く寝たなぁ〜・・・さてと。トレーニングトレーニング」
堕天使騒動の翌日。爆睡こいて寝た俺はいつも通りの時間に起きれた。
ジャージに着替え準備体操を終え走る。
住宅街を暫く走り続けていると、T路地の向こう側から見知った二人と出会った。

 「ほら、だらしなく走らないの」

 「は、はい! ハーレム王に、俺はなる。ハァ、ハァ、ハァ、ハァ」
息を激しく切らし走っている一誠と、後ろから自転車に乗って声をかけているリアスだった。
並行して声をかける。

 「おっはー。リアス、一誠」

 「あら。おはようトーヤ」

 「ハァ、ハァ、あ? あれ、棟夜? ハァ、ハァ、何してんだ?」

 「見れば分かるだろう。トレーニングだ。帰宅部のお前がトレーニングとはな」

 「ああ。自分の目標のために、ハァ、ハァ、ハァ。鍛錬中」

 「ほら! 休まないの! 早く走る!!」

 「は、はい部長!」
リアスの厳しい言葉に一誠は再び走り出す。
容赦ないな・・・結構スパルタなのか?

 「おーい、途中参加して良いか?」

 「ええ。問題ないわ」
許可も得たことで、一誠の横に並び走る。

 「ハァ、ハァ。悪魔って以外に体育会系。ハァ、ハァ、ハァ」

 「ぼやかない。私の下僕が弱いなんて許されないわ!」

 「が、頑張ります」
そのまま走り続け公園前で一旦休憩を挟む。汗を拭っていると・・・。

 「さて、次はダッシュ百本いくわよ」
笑顔で伝えてくるリアスに一誠は顔を真っ青にする。




 「いい? 悪魔の世界は圧倒的に腕力がものを言うの。イッセー、あなたの場合は特にね。あなたの能力は基礎体力が高ければ高いほど、意味があるのよ」

 「ウゥ、はい・・・五十三」
マラソンとダッシュを終えた俺と一誠は、公園で腕立て伏せをやっている。一誠の背にはリアスが乗っていて、厳しそうかと思ったが、偶に顔の表情が崩れ下品な表情を浮かべている。

-べしっ!-
尻を引っ叩かれ、崩れ落ちる。

 「ヌゴァ!!」

 「邪念が入っているわ。腰の動きがいやらしいわよ」

 「そんな。この状況では、俺に潜むお馬さん根性がマックスになりますよ」

 「百九十四、百九十五、それだけ話せるならまだいけるだろ? 百九十六」

 「お前と一緒にすんなよ・・・こっちは帰宅部だったんだから」

 「百九十七、まあお前のペースで頑張れ。百九十八、百九十九、二百っと」

 「トーヤもここまで腕立てが出来るんだから、あなたも出来るわイッセー」

 「無茶言わないでください。棟夜の運動神経は人間離れしてるんですから」

 「俺は人間だっつうの」
柔軟をこなしていると、リアスが
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