暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D/EXTELLA
旧校舎のディアボロス
新たな仲間と日常へ。
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ー、最強の兵士を目指しなさい。あなたならそれが出来るはず。私の可愛い下僕なんだもの」

 「最強の兵士・・・クゥ! 何て良い響き!! これで野望にまた一歩ッ」
そんな事を思う一誠の額にリアスが口付けをした。

 「お呪いよ。強くおなりなさい」

 「部長! 俺頑張ります!!」
一誠が幸せそうな顔でいると、俺に近づいてきて俺の額にも口付けを・・・。

 「何しようとしてるんだリアス?」

 「あら。可愛い後輩に対してのお呪いよ。あなたは単独で動くことが多いだろうから、それを抑制するためにもね・・・でも、あなたを可愛がるのはここまでにしないと。新人の女の子に嫉妬されてしまうかもしれないわ」
嫉妬? なんのことじゃい? 何でリアスに嫉妬する女子なんているか?

 「ト、トーヤさん・・・」
背後から聞き覚えのある声がし、振り向くと・・・何故か涙めのアーシアが扉付近にいた。

 「アーシア?」
何故怒っているんだ? 俺、何かしたか?

 「そうですよね・・・。リアス部長はお綺麗ですから、そ、それはトーヤさんも好きになってしまいますよね・・・ダメダメ! こんなことを思ってはいけません! ああ、主よ。私の罪深い心をお許し・・・あうっ!?」
手を合わせ祈りのポーズをした瞬間、痛みを訴える。

 「ど、どうした?」

 「頭痛がします」

 「当たり前よ。あなたは悪魔になったのよ? 神に祈ればダメージぐらい受けるわ」

 「うぅ、そうでした。私、悪魔になっちゃったんでした」

 「後悔してる?」
複雑そうなアーシアに、リアスが訊くが、アーシアは首を横に振った。

 「いいえ、ありがとうございます。どんな形でもトーヤさんや皆さんと一緒にいられるのが幸せです」
笑顔で言うアーシアに、リアスも微笑を浮かべる。

 「そう、それならいいわ。今日からあなたも私の下僕悪魔としてイッセーと一緒に走り回ってもらうから」

 「はい! 頑張ります!」
元気よく返事をするアーシア・・・だが、一つ気になることがある。

 「アーシア。その制服は・・・」
なぜか駒王学園の女子の制服を着ていた。
俺の指摘に、クルリと回り恥ずかしそうに尋ねてくる。

 「に、似合いますか?」

 「最高だアーシア! 後で一緒に写メール撮ろう! 棟夜も何か言ってやれよ!!」
見るとアーシアが頬を染め、俺を見ていた。何故頬が赤く染まるんだ?
そうだな・・・。

 「可愛いし、似合ってるぞ」
頭を撫でて本心を告げると、顔を紅くし『はぅぅ』と言っていた。
熱でもあるのか? しっかり休まんと。

 「アーシアにもこの学園へ通ってもらう事になったのよ。あなたたちと同い年だから二年生ね。クラスも同じところにしたわ。転向初
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