旧校舎のディアボロス
レイナーレの最後
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から」
部長の言葉に、俺はまた涙を溢れさせた。さっきの涙とは違う・・・これは嬉し泣きの涙だ。
俺はこの人の眷属になって・・・本当によかった。
「さて。全部終わったことだし、帰ろうぜ」
棟夜がそう言い、何か呟くと足元に魔法陣が出現して、強く光を発した。光は数秒ほど光り続けた。
「ん?・・・あれ?」
目を開けた時は既に、協会内部から見知った部室内だった・・・って転移してきたのか!!
「棟夜! お前転移つかえたのか!?」
「まぁな。ただ、俺がその場所に言ったところにしか転移は出来ないがな」
すげぇ・・・マジで棟夜の奴人間か?
「そういや、剣で貫かれた傷は大丈夫なのか」
「傷ならホレこの通り」
制服を捲り上げ傷を見せてくるが、何事もなかったかのように無傷だった。
「治癒力も高いんでね。あの程度なら数分あればすぐに治る」
・・・もう棟夜が人間に見えなくなってきたzw。
「さぁ。お話もそれくらいにしておきましょう。後5時間ちょっとで7時になるわ」
「んじゃ今回の堕天使騒動はこれにて一件落着ってことで、解散!」
部長と棟夜を最後に、俺たちは部室を後にした。
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