第4章
1節―変わった世界―
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ける。
そこには、上り立ての清々しい太陽が顔を出していた。
「ん…」
聞き慣れた声が聞こえて、ハッとルビがソウヤの方へ振り向くと、ただ顔に光が直撃して反応しただけのようだった。
ルビは小さく溜息をつくと、カーテンを閉める。
アイツらに気づかれるわけにはいかないからだ。
「早く、戻ってきて…ソウヤ」
それが自分の我が儘だと、自己中心的な言葉だと分かっていてもそう思わずにはいられないルビ。
ソウヤの左手には、ルビの両手が優しく包み込んでいた。
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