柔と剛
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いたさ。聞いていたからこそ、そんなくだらねぇ事で死なせねえって言ってるんだよ」
呆れてものも言えなかった。元からこういう性格であることはバーデンも重々承知していた。
事情なんて知った事ではないと、他人の領域にズカズカと入り込んでくる馬鹿野郎。そう理解していたが、まさか他人の死に場所に対して『くだらねぇ』の一言で介入しようとは思ってもいなかった。
「それに、話さなきゃならないこともあるしな・・・」
「なに?」
雪羅は一言言い残し、その場から去って行った。
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一人目は誇らしかった。
二人目は感謝もされた。
次々と増えていく人、人、人。
そして行き着いた先、そこには夥しい屍、むせ返るような憎悪の感情、そして?????
感情の欠片を喪った心だけだった。
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