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グランドソード〜巨剣使いの青年〜
第3章
2節―”神殺し”を追い求めて―
出発前日
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仲間から向けられる恋心と、自身の恋心。

 それが、ルリとルビの告白がトリガーとなって、今――

「――――――――――――――――――――――――――」

 ――爆発した。

 ソウヤの身体が、ぐらりと傾く。
 意識が遠のいていく。
 足音が聞こえる。
 声が聞こえる。
 痛みが、音が、地面の感覚が、視界が、匂いが…消えていく。

 ――そして、ソウヤは暗闇に身を投じた。 
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