251部分:第二十一話 劉備、友を選ぶのことその十二
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どうしても存在を示せない彼女だった。
桃家荘ではだ。激しい戦いが繰り広げられていた。
「ベノムストライク!」
「とおーーーーーーーーーーっ!!」
キングが脚から気を、舞が忍蜂を放って敵達を倒していた。
これで数騎馬ごと吹き飛ばされる。しかしだった。
敵は次から次に来る。門の前はまさに修羅場だった。
「くっ、幾らでも来るな」
「そうね」
キングも舞も苦い顔で歯噛みしている。
「昼も夜も来る」
「一体何時休んでいるのよ」
「どうやら交代して攻めてきていますね」
孔明が言った。今彼らは満月の下で戦っている。
「ですからこうして」
「数は向こうの方が圧倒している」
大門も言う。
「それならこれも当然のことだ」
「その通りですね。こちらは村の人達を入れても五百足らず」
兵としての数である。
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