暁 〜小説投稿サイト〜
グランドソード〜巨剣使いの青年〜
第3章
1節―最果ての宮―
真実
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 アルティマースは、ソウヤに近づくとそっと肩に手を置く。

「試練が、最後に待っています。その者を倒して初めて、貴方は至れます。ですから…」

 ソウヤは、その瞬間身体がカッと暑くなるのを感じる。
 自分の中にある”何か”が活性し、溢れ出しているような…。
 激しく、しかし心強い力がソウヤを満たし――

 ――『巨剣使い』の進化条件が整ったため、進化します――
 ――希少能力(ユニークスキル)『巨剣使い』から――
 ――究極能力(オートメイトスキル)『剣神』に進化します――

 ――そして、事実1人―魔法を生み出した『賢之者』―しか得られなかった『究極能力』を、ソウヤは得たのだ。




 そして、ソウヤは新たな力を得て、扉をくぐった。
 ……『神殺し』。
 しかも、『世界神殺し』を行うために。

 ――運命は、今…崩れた。
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