第3章
1節―最果ての宮―
100層―前編―
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エルが手放した瞬間、一瞬でソウヤにより破壊された。
「…強くなったわね、本当に」
ウリエルは不敵な笑みを浮かべると先ほどとは比にならない密度の炎を生み出した。
「――でも、私の本気はまだまだよ?」
それを見たソウヤも不敵に笑う。
「お前こそ――」
目が潰れてしまいそうなほどに輝く炎をウリエルはソウヤに対して放射する。
超エネルギーを目にしたソウヤはその笑みを浮かべ続けた。
「――誰が俺一人で闘うと言ったんだ?」
「水晶の城壁――!」
瞬間、一人の少女がエネルギーとソウヤの間に立ち半透明の綺麗な壁を出現させた。
エネルギーの塊が壁にぶつかり――互いに消滅して消えた。
「――ソウヤ」
「あぁ、助かったよ。ルビ」
ソウヤはルビの頭をかるく撫でると、雪無を構える。
ウリエルも炎を更に作り出した。
「さぁ、第二回戦…始めようじゃないか」
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