第2章
1節―旅の中で―
非日常という名の日常は…
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途端に話が変わってきて、『防御役』と『攻撃役』をしっかりとわけてやる必要性もでてくるし、チームプレイも大事になってくるのだ。
「くっそー。最悪だ…」
ソウヤは今までの力はチートと言ううのもおぞましいほどの力を持った、相手にしてみればどうしてでも仲間に入れたく、そして敵に回って欲しくない者だった。
ソウヤ自身、そんな力になれてしまったのも事実で、否定のしようがない事実の1つだったのだ。
ソウヤはそのままベッドに仰向けになった。
―はぁ…。普通の転生小説だとそこまで苦にならずに行くのがセオリーなんだけど。俺は目立ちたくないし勇者にも魔王にもなりたくない。どうしてこうなったんだろう…。ただ俺は――
そこまで考えてソウヤは眠りが表れ始めたのを感じた…なんだかんだ言って『グラフトセフ』は異常にMPを使うのでそのせいだろう。
そう感じたソウヤは脳の片隅に言葉を残して夢の世界にとびだった。
―”非日常という名の日常に生きて楽しみたいだけなのに…”
しかし、ソウヤは知らなかった…。
この先…なにが起こるのかも…それまで、ソウヤが楽しむ猶予なぞないのだと…。
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