第2章
1節―旅の中で―
非日常という名の日常は…
[5/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
をする。
「我、鋼の妖精は望む。この矛に新たなる力を授けたまえ…『グラフトセフ!』」
すぐさま青い線状の光が強化用の刀を取り込み、そしてベースの刀の全体を囲みだす。
最近眩しい光にばかりあっていたため今回は昔のように目を閉じずにすみ、そして現れた1振りの今までの鱗を纏った刀とは一味違う刀が現れた。
ソウヤはすぐさま、背中にかけてあるジークを取り出して強さの違いを見てみる。
-----------------------------------------------------------------------------------
人魚の刀(固有名サイレン)質…良質 必要腕力…25
攻撃力+350(700) 防御力+50(100) 素早さ-5 魔法力+160
固定スキル…水属性付加LV2 刀スキルLV2
武器スキル…水攻撃無効 MP吸収 攻撃力+60 魔法力+20 空き
-----------------------------------------------------------------------------------
-----------------------------------------------------------------------------------
ダマスカス鋼の剣(固有名ジーク)質…良質 必要腕力…15
攻撃力+200 防御力+150 素早さ-20 魔法力±0
武器スキル…攻撃力+50 防御力+50 耐久力アップ 鋭さアップ
-----------------------------------------------------------------------------------
ソウヤはやはりな…と納得の表情を浮かべていた。
正直、ジークは固有名付きでも比較的に弱い部類に入り、それがなぜこの人魚の巨刀に耐えられたかというと、それは運だったのだ。
人魚が使う武器がもし長剣などだったら、ジークは耐えて見せるも折れてしまうだろう。
さらにジークのスキルの耐久力アップが付いていなければ巨刀にも負けてしまった可能性があったのだ。
ジークが折れなかったのはある意味奇跡と言ってもいいだろう。
「はぁ…。まぁ普通のBランクに見せるにはこのぐらいが弱いくらいでいいんだろうけど…」
ソウヤは深くため息をついてベッドに腰かけた。
今、ソウヤが言っていることは他のものに言わせれば贅沢な悩みで、それは今まで使ってきた武器が強すぎたせいで弱い武器で強敵との戦いになれていないのだ。
いままでソウヤは1人だったので、ブンブン巨剣を振っていれば勝手に敵は絶命して、強敵相手でもある程度余裕は出来る。
しかし、弱い武器に変わると
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ