暁 〜小説投稿サイト〜
グランドソード〜巨剣使いの青年〜
第1章
4節―茨の旅の決意―
再会の天使
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の姿は…本人では失礼かもしれないがとても幻想的で…綺麗だった。
 その幻想的さはまるで天使を描いたようなもので、ソウヤ自身も見慣れたはずの笑顔に見惚れてしまう。
 そしてその時、ソウヤの目の前に小さな画面が現れてその文字をソウヤにさらした…その言葉は――

 ――エレンの二つ名に『美天使(ユナ・セルンス)』を追加しますか?――
 ――『美天使』の効果…魔法に光属性を付加が可能――

 というものだった。
 ソウヤはいきなり現れた画面に焦りを覚えるが、迷わずYESを選ぶ…すると、新たな画面が現れる。

 ――エレンの二つ名『瞬速雷(ランナボルト)』と『美天使』を合体させて――
 ――『雷電天使《ボルテット・セルンス》』に変化させてエレンに通知しますか?――
 ――『雷電天使』の効果…光雷魔法→光電魔法に変化 『光電使い』の職を獲得――

 それも迷わずソウヤはYESを押す。
 すると、いきなりエレンの泣き声が止み、段々と驚愕へ変化させていき…そしてソウヤを見た。
 ソウヤは黙ってそれにうなずくことで肯定する。
 エレンはそれを見てなにかを押す…そして、エレンは軽蔑の騎士ではなく美貌の天使に生まれ変わったのだった…。



 そして、ソウヤとエレン、ルリは2日後に『港街ポールト』を船に乗って後にした。
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