暁 〜小説投稿サイト〜
グランドソード〜巨剣使いの青年〜
第1章
4節―茨の旅の決意―
ギルド長の話と装備
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ために作ったようなものだからな」
「ありがとうございます…」

 ルリはソウヤに向かって頭を深く下げて礼を言うが、それはソウヤは苦手だったので「いいよいいよ」と簡単に答えを返して笑いかける。
 そして、ルグドに礼を言ってから外に出て、それぞれ装備を付けた。
 鋼の短剣は良く見てみると普通の短剣よりも艶が出ていて、少しきれいだ。
 ソウヤは重りの形はリストバンドにしてもらったので、それを両腕にはめて動きを確認する。

「異常に重たくなった感があるな。しかし、普通に動ける…か」

 ソウヤは腕を振ってみたりしてみるがなんともなく、大丈夫そうだ…と思うとルリと共にギルドへ向かい始めたのだった…。
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