第1章
4節―茨の旅の決意―
ギルド長の話と装備
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いいですよ」と笑って返してくれた。
ソウヤはルリにありがたみを感じながら「ありがと」と伝えて、ガルに視線を向ける。
「ガル、悪いが明日まで試験は待ってくれないか」
「別にいいが、そりゃあなんで?」
「力を制限する用の重りを買うんだよ、そうしないとわざと負けるのが分かりやすいからな」
「そういうことか、わかった。」
「すまん」
ガルに向かってソウヤは頭を下げると、ガルは「よせよ、背中がかゆい」とか言いながら苦笑する。
ソウヤは頭を上げると、苦笑して「そうだったな」と答えて、今日の面会は終了となった…。
「…で、重りが欲しいんだが」
「どれくらいの重さでほしいんだ…?」
ここは鍛冶屋。
武器屋や防具屋、ましては道具屋ではなく、鍛冶屋だ。
その鍛冶屋で、店長らしき人物とソウヤが注文の話をしているところだった。
「そうだな…。じゃあ15kgぐらいのものを貰おう」
「1…15kg!?何考えてんだお前…!そんなひょろい身体で支えるのも苦労だろう!?」
「じゃあ、この店で15kgぐらいな奴運んできてくれよ」
ソウヤは店長にそう言うと、しぶしぶながらも奥の部屋に入っていった。
ソウヤが15kgがほしいといったのはしっかりとした計算をしていた結果、こういうのになったのだ。
まず、普通に考えて大剣の重さは約5kgで、俺の当初はやっと大剣が持てる程度の腕力で、その数値が15。
なので1kgでの腕力の数値を計算で図って15÷5=3…つまり1kg=必要腕力が3ということになる。
長剣は大体1kgぐらいなので必要腕力は大体が3~多くて6ほどで、それプラスその武器の重さを感じなく動けるようになるには2倍ほど腕力が必要。
つまりそれを考慮した結果、現時点で戦士にしてあるため2.5倍ぐらいも足して今の腕力は75。
それで持てる腕力を調べなければいけないから75÷3=25で、約25kg持てることになり、楽に動けるのは多く見つもって10ぐらいが適当だと判断する。
なので25-10=15という結果になったのだ。
「ほら、これぐらいが15kgだ。もてるなら持ってみやがれ」
「む、確かに重たいな。だけど…」
ソウヤは重い重い言いながらも必要腕力が15×3=45であるため少し重たい程度で楽に持ち上げられた。
店長はそれをみて絶句している…ルリも絶句ほどではないが驚いているようだ。
「これは戦士の効果だ」
「あ…あぁ。なるほどな。戦士の効果か。ま、良いだろう。いいぜ、作ってやる」
「すまないな。あと、その重りは明日までにやっといてくれ。2倍は払う。あと、これは時間はかかっていいが…」
ソウヤは注文を言いながら『瞬死の森』で手に入れた部品を1つの武器を作れるよ
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