第1章
4節―茨の旅の決意―
港街ポールト
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丈夫だったのだろうかと、内心ガクブル状態である。
ギルドの奥は長い一本通路で出来ており、そこから左右の扉が永遠に続いているようだった。
女性は通路の一番奥のひと際大きい扉のドアノブの前に立ち、軽くノックする。
「入れ」
扉の奥から聞こえるのは、渋い男性の声。
男性の声を聞いた女性は「失礼いたします」とだけ言うとドアノブを回し、扉を開けた。
「――ほう?その小僧が18人目の2つ名付きか?」
「はい、18人目の2つ名『均等破壊』の名を、この眼で確かに確認致しました」
ソウヤの目に映ったのは、まず書斎のような部屋。
そして椅子に座って目の前の机に足を掛けている、筋肉が大量に詰まったような火の妖精ガルフの姿だった。
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