第1章
1節―プロローグ―
Fairy The World ―妖精世界―
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問だろう。
男は誰しも、ロマンを求める生物なのである。
そうしてやっとこさ初期設定が終わった蒼也は大きく伸びをして時間を確認した。
12時59分。
今更ながら、かなりギリギリの時間だったと蒼也は冷や汗を流す。
そうして時計の針を無意識に期待した目で追い始める。
12時59分56秒。
57。
58。
59。
……60!
13時となった瞬間、ヘッドホンをしていた蒼也の耳に無機質な女性の声が響く。
「――ようこそ、“異世界”へ」
そうして、いきなり蒼也は意識を暗闇に落とした。
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