ガンダムW
1714話
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ングガンダムがいるのを考えると、やはりトレーズ派に勝ち目はない。
現在残っている勢力は、公にしているかどうかは別としてトレーズ派以外はどこの勢力もガンダムを所持している。
トレーズ派が弱いのは、MDも採用せず、ガンダムも存在しないという一点に尽きるだろう。
……まぁ、連合軍が所属しているガンダムというのも、あくまでそれを所有しているシャドウミラーを連合軍が雇っているという形なのだが。
ともあれ、連合軍の上層部が何を考えているのか……俺にはそれが分からない。
意外と何も考えてなくて、単純に俺達に世話になった感謝の気持ちを伝えたいという可能性もないではないのだが。
「ま、連合軍が何を考えていようとも、俺達はこうして束の間の休息を楽しめばいいさ。それを向こうが望んでるんだしな」
「……気楽ね」
綾子の視線がどこか呆れたように俺に向けられる。
だが実際のところ、連合軍が妙な真似をしたりしない限り、俺達から何かをするような事はない。
ここで逆に妙な行動に出たりすれば、それこそ連合軍に怪しまれたりしてしまうだろう。
……そうなったらそうなったで、また連合軍から色々と迷惑料とかを貰えたりする事になるのかもしれないが。
「とにかく、連合軍がこっちを優遇してくるのなら、それを楽しめばいいんだよ。ここ暫くは、何だかんだと戦い続きだっただろ。なら、こうして骨休めをするのもいいぞ?」
呟く俺に対し、何故か綾子だけではなく五飛や……そしてサリィまでもがどこか呆れの混じった視線を向けるのだった。
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