暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
ガンダムW
1713話
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もそも、お前達が綾子やサリィを無理に口説こうとしたのがトラブルの原因だろう? ナンパしてフラれたんなら、さっさと引き下がればいいものを」
「んだとぉ……」

 俺の言葉に我慢出来なったのか、男は険悪な目付きのままこっちに向かって歩き出し……だが、それを遮るように口を開く。

「ちなみに俺達は連合軍のトップ、ノベンタから直接この保養地に招待されたんだが……それを承知の上での行動か? 連合軍のMSパイロット君?」
『なっ!?』

 まさか、俺の口からノベンタの名前が出るとは思ってなかったのだろう。男達は……いや、それどころか周囲で様子を見ていた野次馬の連中までもが驚愕の声を漏らす。
 そう、何故俺達シャドウミラーがこうして砂浜でバカンスを楽しんでいるのかと言えば、当然ながら連合軍が原因だった。
 財団派を倒した俺達を地上に残す為、何とか機嫌を取ろうと……もしくは純粋に骨休めという目的でもあったのかは分からないが、こうして南の島のバカンスに招待されたのだ。
 整備員達も、この砂浜の他の場所で色々と骨休めをしている。

「さて……改めて聞かせて貰おうか。俺達に何か用事があるのか?」

 そう告げると、男達は当然のように怯え始める。
 ……まぁ、それも当然だろう。
 もし、俺の言っているのがハッタリであれば、何も問題はない。
 だが……もし、本当だったとしたらどうなるのか。
 自分達の所属する組織のトップと関わりのある人物に喧嘩を売ったと、そういう事になってしまうのだから。
 じゃあ、最後の一押しといこうか。

「ああ、名乗るのを忘れてたな。俺はシャドウミラーのアクセル・アルマーだ」

 ざわり、と。
 先程俺がノベンタの知り合いだと告げた時と比べても、より大きなざわめきが周囲から上がる。
 まぁ、連合軍におけるシャドウミラーというのは、色々な意味で目立ってるのだから、それも当然か。
 連合軍の中でも最強の部隊……それこそ、MDという一般のMSパイロットでは手も足も出ない戦力を有していても、シャドウミラーの前にはどうという事もなく負けてしまう。
 それは、ついこの前の財団派との戦いでこれ以上ない程に証明されている。
 それこそ、連合軍の目の前でこれ以上ない程に。
 だからこそ、シャドウミラーという名前を聞き、ここにいる面子は畏怖を感じているのだろう。
 ここは連合軍の保養施設である以上、ここで遊んでいる面子は当然のように連合軍の関係者だというのは明らかなのだから。

「で? もう一回聞くか。俺達に何か用があるのか?」

 そう尋ねると、男達は改めて小声で相談する。
 俺がシャドウミラーを騙っているだけではないかという疑いもあるようだが、ここまで堂々とシャドウミラーを名乗ったりはしないだろうと仲間に
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