レーススタート
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「邪魔したらぶっ殺すぞ!!」
応援ではなく、俺達に対する罵声だった。
ナミ「ま、当然の反応よね」
ゾロ「誰だ?ガスパーデって」
ゾロが、このレースの一番人気のガスパーデの事をナミに聞く。
ナミ「珍しい。興味あんの?」
ゾロ「昨夜遅くまで調べてたろ?」
ユウ「そうなのか?」
俺も気になり、ナミの所に行く。
ナミ「ええ」
ユウ「ガスパーデ…どこかで聞いた事があるんだけどなぁ」
俺は昔の事を思い出す。確か、白ひげさんの船で聞いたような気が…
サンジ「他の船が見えて来たぜ。あっちもだ」
徐々に運河が集まり、他の船とも合流していく。すると、この世界では珍しい蒸気船がやって来た。
サンジ「デッカイ船だな。ありゃ蒸気船だ。初めて見たぜ」
ナミ「一番人気ガスパーデの船、サラマンダー号よ」
ウソップ「なんだあの旗印?海軍のマークにバッテンしてあるじゃねぇか!」
ナミ「そうよ。あいつはね、元海軍なのよ」
ユウ「ああ、思い出した」
ナミの一言で俺は思い出す。
ユウ「海兵だったあいつは、海軍を裏切ってあの蒸気船を手に入れ海賊の名乗りを上げたんだった。確か賞金の額は…」
ナミ「9500万ベリーよお兄ちゃん」
俺の代わりにナミが答えてくれる。
ウソップ「へぇ9000…大物じゃねぇかよ!?」
ナミ「そうね、実力的にも要注意人物よ。悪魔の実の能力者みたいだしね」
ビビ「そうみたいですね」
そんな話をしてると、隣の運河と合流し横に来た海賊船から笑い声が聞こえてきた。
「でひゃひゃひゃひゃ!!なんだなんだそのチンケな船は!そんなんでグランドフォールを越えられると思ってんのか?」
ナミ「あれは縛り首のビガロね」
すると反対側からも船が来る。
「「「来た〜〜!!!」」」
ナミ「ウィリーの船だわ!」
「「「また来た〜〜〜!!!」」」
ナミ「巨人族の船だわ!!」
「ガバババババ!!!」
そして運河は山の方に全て集まり、そのまま登っていく。
チョッパー「うわっ!ちょっ!!傾きがどんどん大きくなってきたぞ!!」
ナミ「大丈夫!問題ないし!!」
ナミはそう答える。他の連中もそれぞれ耐えている。だが…
ユウ(このまま登っていったら、山なんだから同じくらいの傾きがある筈だ。って事は…)
俺は顔を青くさせる。
レモーネ「ユウ?」
ビビ「ユウさん?」
俺の横にいる2人が声をかけて来る。
ユウ「お前ら!全員何かに掴まれ!!!!」
俺が叫ぶと同時に、船は河から放り出される。
『……』
ルフィ「イヤッホ〜〜〜!!!!!」
全員は
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