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木場きゅんに憑依した俺は皆に勘違いされながらも生きていく
覚醒回?何それ?おいしいの?
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プクラスの魔剣『魔帝剣グラム』もどきだ。
「それはグラムか!」
バルパーは資料としてか見た事がなく、実際に見るのは始めてだった。
イザイヤの作ったグラムの形は、デュランダルの色のメインを黒に変え、形を少し禍々しくした物だ。
そもそも知識としてはあると知っていても、実物など見た事が無いので、デュランダルの形をモデルにした。
さらに龍殺しを抜くことにより、より破壊力を上げた代物となる。
その破壊力は叩きつけた地面が物語る。
ここの空間は五大龍王が暴れても1時間は持つぐらい、耐久力は高い。だがイザイヤの周りには大きなクレーターが出来ていて、推定直系5mあると思われる。
もしあの一撃を受ければ確実にバルパーは負ける。素手では間合いが足りない。ならばと地面に突き刺さっている剣を取りに加速する。
だが、それをイザイヤが予期していない訳が無い。
イザイヤは自分の身体以上の剣を肩に乗せ、バルパーより早い速度で後ろから追いかける。
バルパーはつかれるより先に剣を触るために手を伸ばす。それをさせないように剣を思いっきり振り上げ、振り下ろそうとするがそれは大きな隙になる。
突然加速をやめ、イザイヤの方に振り向き腹部に発勁を叩き込む。
その威力はイザイヤの移動にかかっていた力とバルパーの力も合わさり、とてつもない威力になる。
発勁を喰らったイザイヤは口から大量の血を吐き出し、武器を落として後方にバウンドしながら飛んでいく。
数メートル飛んでいくと、備え付けの大きな岩にぶつかり、大量の土煙と共に勢いが完全に停止する。
土煙の上がっている場所にゆっくりとバルパーは歩いていく。
「咄嗟に後ろに飛んだな...ならばまだ立てるはずだ。こいイザイヤ」
その声に応えるように、土煙をなぎ払い立ち上がる。
だけど、すでに身体は満身創痍だ。
「まだ...やれ......る」
けど、武器はあと1回ぐらいしか作る力はない。またグラムを作る?無理だ...どうすればいい。
突然頭に言葉が響き渡る。
───俺を使え
誰だ!
───今はそんな事はいい...勝ちたいだろ?
勝ちたい...あぁ、そうだ勝ちたい!
───契約はなされた、叫べ!
頭なの中に響いた声に従うように、大きな声で叫ぶ。
「『
禁手化
(
バランス・ブレイカー
)
ァァァァ!!!』」
イザイヤの手にはグラムですら可愛いと思える程の禍々しさ放つ剣が現れる。
「なんだあれは...亜種の禁手か?...あれはまずい!!」
「があ゛あ゛あ゛ぁ゛!!」
イザイヤは剣を握り1歩前へ出ようとした瞬間、身体中に伝わる激痛にその場で蹲る。
肩から頬にかけヒ
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