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木場きゅんに憑依した俺は皆に勘違いされながらも生きていく
原作とは何だったのか
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ザイヤの前にある机の上に投げる。

バラバラになりかけた紙をひとまとめにして、何が書かれているのかを見ていくと、知っている通りの事が書かれていた。

聖剣計画、子供達、因子、そして処分。

この事からやはり処分は免れない事だったのが分かる。

「まるであらかじめ知っているかのようだな。そこまで驚かないと」
「それは...あはは」

しまった。素直にそう思った。

普通であれば何かしら動揺なり何なり見せなければおかしい所、それを知っていたため何も反応しなかったのがミスだった。

だけどなんて言う、僕は転生者ですか?実は物語として知ってたから?馬鹿だ。頭がおかしくなったと思われる。

それは不味く何か言い訳を考えようとしていたが、バルパーは手を前に出す。

「別にいい。君が特別なのは元から知ってるさ」
「元から?」
「あぁだが今はその事は言えない。いづれ分かる時が来る......」


元から?えっ、何イザイヤさん何か秘密あるの?スゲー知りたいまじ知りたい。てか、何か原作と違っていい人?

「それより君たちは脱出計画をしているのかね?」
「はい」
「そうかならば脱出経路は私に任せろ。だが、後の事は出来ん...だからイザイヤ私に戦闘を教わるつもりは無いか?」
「戦闘...」

イザイヤはいくら転生したとはいえ、前の人生でも何かしら戦闘をした経験はない。
今の武器は剣を作って適当に振り、投擲するぐらいだ。

正直戦闘を教わるのはかなりいいと判断して、了承するとバルパーは本棚をいじり、階段をだす。

その階段を降り、出た先の空間で少しだけ剣を教わり、大量の魔犬との戦闘が始まった。

その間にバルパーはイザイヤの不在がおかしくないようにしてくると、部屋から出かけて行った。

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