暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic33これからの八神家〜His case〜
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えれば一緒に住むのがええと思うんよ」
それがはやての話だった。不安を湛えた瞳で俺を見るはやて。俺はその申し出にそう長く思案することなく「そうだな。お世話になろうかな」そう答え、彼女に微笑みを向ける。リアンシェルトからの提案を受けた今、俺にはある程度の自由が利くようになった。もう離れて暮らす理由も無いだろう。
「ホンマか!? やった!・・・ルシル君たちの部屋は以前から出来てるから、六課解散後にすぐに戻って来れるからな♪」
そう言ってはやては俺に寄り添って、傾けた頭を俺の左肩に乗せた。傍から見えれば完全に恋人同士だ。いやもうフォルセティが居る以上は夫婦になるのか。こいつは非常にまずい。俺への恋心を覚まさしてやるどころか、階段を何段階もすっ飛ばした状態だ。
「シグナム、ヴィータ、シャマル、ザフィーラ、リイン。六課解散後、ルシル君とアイリとフォルセティが一緒に住むことになったからな〜♪」
そんな体勢のまま喜色満面の笑顔と声でそんなことを言うものだから、今の俺たちの様子に気付いていなかった女子メンバーも、俺とはやてを見て頬が赤くなっていく。そこからはもう送別会とかいう空気ではなく、何故か俺とはやてのお祝い空気に変貌していった。
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