ガンダムW
1710話
[5/5]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
き残っており、その財団派に対しての最終攻撃がこうして行われている。
もしかしたらエピオンが出て来てもおかしくはないのかも? と一瞬思ったものの、結果として出て来たのはトールギスUだった訳だ。
まだエピオンが完成していないのか、それとも単純にゼクスがエピオンを完成させたトレーズと接触していないのか。
その辺りの事情は分からないが、それでも俺がやるべき事は変わらない。
「1対1の決闘か? それとも、部隊を率いての戦いか?」
そう、ゼクスに尋ねる。
正直なところ、どちらでも俺の方が有利なのは明らかだ。
そもそもの話、1対1であればウイングゼロとトールギスUの戦いとなる。
トールギスUとウイングゼロでは、性能が圧倒的に違う。
そもそも、トールギスUという名前がついてはいるのだが、その性能は基本的にトールギスとそう大差あるものではない。
いや、寧ろ俺が使うためにスーパーバーニアを強化し、関節部分にガンダニュウム合金を使用し、マシンキャノンを追加したという事を考えれば、ぶっちゃけトールギスよりも性能的な面では下だろう。
かといって、部隊を率いての戦いとなれば……俺が率いるのは、ガンダムが2機にトールギス。
向こうはトールギスUとトーラス。
数で言えば圧倒的に向こうが上だが、性能とパイロットの平均的な操縦技術という面で考えれば、圧倒的にこっちが上だ。
さて、ゼクスは……OZを代表するエースパイロット、ライトニング・カウントはどう答える?
そんな俺の期待に応えるかのように、ゼクスは叫ぶ。
『勿論、1対1の決闘だ!』
その言葉と共に、トールギスUはスーパーバーニアを全開にして、こちらとの距離を縮めてくるのだった。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ