レースの前に
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団に逆らった事を思い知らせて…ブヒャッ!!?」
俺は横で話してた男を殴り飛ばす。
「な、何しやがる!!」
ユウ「さっきから黙って聞いてりゃ…誰の船の女を連れて来いって?ヒクッ」
俺は飲んでたボトルの酒を飲みながら問う。
「テメェ…あの麦わらの仲間か!!」
ユウ「ああそうだ。だったらなんだ?」
「なら、お前もここで死ねぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」
Barにいた連中が俺とレモーネに襲い掛かる。
ユウ「レモーネ!修行の成果見せてみろ!!」
レモーネ「了解!!」
上にジャンプし、男の頭上に浮く。
レモーネ「武装色!!二万キロギロチン!!!!」
「「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」」
ユウ「ング…ング…大分武装色の覇気の使い方が慣れて来てるな」
「余所見してんじゃねぇぇぇぇぇ!!!!!!」
酒瓶で殴りかかる男の攻撃を俺はその場で避ける。
「こいつ!!」
ユウ「ヒック…攻撃じゃ当たらないぞ」
俺は前世での記憶を思い出し、酔拳を使っている。ジンベエ達に鍛えてもらったんだ。これくらい出来なきゃな。
ユウ「ホラホラ…こっちだ…ヒック」
「この酔っ払いが!ふざけやがって!!!」
動けないように男達は俺を囲んできた。だが、それはまずいよ?
ユウ「ハイ〜!!ハイハイハイハイ!!!ハイィィィィィィィィィ!!!!!!!」
俺は一瞬で囲んでいた男達をノックアウトさせた。
ユウ「魚人空手…火華カカト落とし!!!!」
残った最後の男に、踵落としを喰らわせた。
ユウ「ありゃ?加減を間違えたか」
見ると、踵落としを喰らった男は地面に顔が完全にめり込んでいたのだった。
ユウ「悪いマスター」
「気にするな。修理代はこいつらから分捕るからよ」
ユウ「そっか」
レモーネ「ユウ!!」
ユウ「レモーネ、お疲れ」
戦い終わったレモーネと合流する。
レモーネ「ユウもね。大分覇気の使い方をマスターしたと思うんだけど」
ユウ「そうだな。確かにかなり覇気の使い方はいい。だが、まだまだ修行は怠るなよ」
レモーネ「分かってるわよ」
少し拗ねるレモーネ。俺はそんなレモーネの頭を撫でてやった。
ユウ「ま、よくやったよ」
レモーネ「♪♪」
そのまま俺の腕に抱き着く。さて、そろそろ帰るか。何人かは既に船に帰ってるだろ。
ユウ「俺達も船に戻るか」
レモーネ「そうね。他の皆ももう戻ってるだろうし」
そして俺達は、メリー号に戻る。さて…明日はいよいよレースだ。何が起こるのかある意味楽しみだな♪
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