??13話 豪炎寺の秘密
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あると、責任を感じで自分だけが好きなサッカーをやる訳には行かないと思い、夕香が目を覚ますその日まで大好きなサッカーはやらないと心から誓ったと。それを聞いた円堂と廣川は改めて知り、罪悪感に押しつぶされそうになっていた。円堂と廣川は豪炎寺に謝る。
「……辛い話、させちゃったな。俺達、何も知らないでしつこく誘って……ごめんな」
「本当にすまない……」
「このこと、誰にも言わないよ俺達……じゃ」
「……サッカー部、あれからどうなった?」
円堂と廣川の帰りの際、豪炎寺は尋ねて来た。それを聞いた円堂と廣川は暗い表情を浮かべたまま声色だけ明るく答える。
「ああ。次の対戦校が決まったんだ。お前のシュートがきっかけで、皆練習頑張ってるぜ」
「……ありがとう、豪炎寺。お前のお陰でチームの士気力は強くなった。妹さん、早く目覚めると良いな」
そう言いながら円堂と廣川は夕香の病室から出た。この日、廣川は豪炎寺に何か出来ることはないのかと考えた………
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