??9話 VS帝国学園 雷門の試練
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める!! 熱血パンチ!!」
円堂はデスゾーンに立ち向かい、熱血パンチを放ったが
「ぐ、どわああああぁぁぁぁ!?」
先程と同じ、デスゾーンの邪悪なパワーに押し負けてゴールネットへぶつけられた。
『ゴォール!! 帝国、再びデスゾーンで円堂の必殺技を破った!!』
これで1-2となった。だが、帝国の猛攻は続く。廣川はゴールを決めようとDFを突破しようとしたが、五条に吹き飛ばされ、それを奪いに行こうとする廣川に再び鬼道にマークされる。
「言ったはずだ。貴様に自由は与えない」
「くっ!」
再び廣川は鬼道に道を塞がれてしまった。そして再び佐久間にボールが渡り、円堂にデスゾーンを蹴り込む。
「「「デスゾーン!!!」」」
「……させるか! バイシクルボルトッ!!」
強引に鬼道のマークから抜け出した廣川がデスゾーンをバイシクルボルトで打ち返そうとしていた。その行動に円堂は驚く。
「廣川!」
「うおおおおおおお!!」
廣川はデスゾーンを何とかバイシクルボルトで打ち返したが、
「……がぁっ!」
身体がゴールの柱にぶつかり倒れ込んだ。それを見た円堂は駆け寄る。
「廣川……廣川!!」
「え……ん……どう……すまない……脚が……」
駆け寄って来た円堂に廣川は脚を抑えながら言った。よく見ると酷い内出血を起こしているというのが分かる……デスゾーンを打ち返そうとした時にやってしまったようだ。これ以上、試合に出ていると怪我が悪化すると思い円堂は審判に声を掛ける。
「審判! 選手交代だ!! 廣川に代わって目金を!!」
円堂が審判にそう言った。するとベンチにいた目金は血相変えて外に飛び出す。
「いやだ!! こんなの出たくなんかない!!もうこんなの嫌だぁ─────!!」
と泣いて10番のユニフォームを捨てて走り去って行った。廣川駿吾が倒れる……その真実に雷門サッカー部の心がへし折ることとなる………
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