??8話 VS帝国学園 帝国の実力
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放たれ、ボール越しに鳩尾を蹴られ声を上げる。それを見た円堂達は叫ぶ。
『廣川ぁぁぁぁぁぁぁ!!! (廣川さぁぁぁぁぁぁん!!!』
「まだまだ! 百烈ショット」
しかし帝国の猛攻は休む暇もなく、寺門が廣川に向けて百烈ショットを放った。それを受けた廣川は地面に叩きつけられた。それを見た染岡は叫ぶ。
「あ、あいつら!」
「まさか廣川を潰す気じゃ!」
「やめろォォォ!!」
風丸が帝国の陣地に突っ込み、廣川への攻撃であるボールの軌道に入って廣川を身を制して守った。ボールをぶつけられた風丸は吹っ飛ばされる。それをみた円堂は叫ぶ。
「こんなのサッカーじゃないぞ!!」
「お遊びもこれまでだ。そろそろ点を取っておきたい……並大抵のシュートでは我々でも破れまい」
「では……」
「ああ。デスゾーン……開始」
鬼道をボールを上空に蹴り飛ばした。そして佐久間と寺門、帝国のMF──洞面秀一郎は鬼道の合図に合わせて飛び、ボールを中心に正三角形になる形で同時に跳躍する。そして空中で回転し始め、その回転は紫色のエネルギーを生み出す。それを見た廣川は驚く。
「あ、あの技は……」
「ほう、あの技を知っていたか」
廣川が佐久間と寺門、洞面が放つシュート技をしていることに鬼道は感心した。そして佐久間と寺門、洞面は3人同時に蹴り込む。
「「「デスゾーン!!!」」」
「ゴールは破らせない!!」
そのシュート技──デスゾーンに円堂は真っ向から立ち向かった。右手を握り、炎を纏いながら叫び。
「熱血パンチ!!! 」
円堂は正面切ってデスゾーンを受け止めたが
「……っ!? ぐ、どわああああぁぁぁぁ!?」
その邪悪なパワーに押し負けてしまい、そのままゴールネットへぶつけられた。
『ゴール!! 帝国、超絶必殺技デスゾーンで円堂の必殺技を打ち破ったー!!』
そしてその瞬間にホイッスルが鳴る。
『ここで前半終了、後半はお互いどんなプレーを見せてくれるのかぁ!!』
ここで前半が終了した。結果は1-1だが、実力は明らかに天と地の差だった……
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