??7話 VS帝国学園 廣川の実力
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MF 8宍戸 9松野 7少林寺 6半田
DF 2風丸 3壁山 4影野 5栗松
GK 1円堂
となっている。そして審判の合図で試合が始まる。
「いくぞ廣川!」
「ああ」
廣川は染岡にボールを受け取った。廣川は一旦松野にボールをパスし、半田に渡り染岡へパスを送った。そのパスが通ると、帝国のFW──佐久間次郎と寺門大貴がスライディングをしてきた。が、染岡は素早く反応し、それを躱す。
「すげえぜ俺。結構やれるんだな」
「染岡、パスだパス!」
風丸は染岡に声を掛けた。それを聞いた染岡は風丸にパスを出す。風丸はどんどん上がっていくものの帝国のDFに阻まれ、廣川にパスを回す。
「マックス、宍戸。もう少し前に」
廣川は松野にパス。そこから流れるように宍戸へパス。そして宍戸は半田にパス……と見せかけて、再び染岡へ。
「いくぜぇ!!」
ボールを受け取った染岡はそのままシュートした。そのままゴール……だが、帝国のGK──源田幸次郎は機敏な動きでそのシュートを弾き、キャッチした。ゴールすることが出来ず、染岡は驚く。
「なにぃ!?」
「鬼道! 俺の仕事はここまでだ!!」
そう言って源田は鬼道にボールを回した。それを聞いた鬼道は悪い笑みを浮かべる。
「ああ、始めようか……帝国のサッカーを」
そして鬼道は寺門にボールを渡した。ボールを渡された寺門はピッチの中央からロングシュートを放つ。そのシュートは凄まじい威力とスピードだった……だが、円堂は
「ふんっ!!」
廣川の必殺技シュートを1年間何度も受けていたため難なくそれを受け止めた。それを見た寺門は驚き、鬼道は感心する。
「何だと!?」
「ほぅ……」
「へへっ! 良いシュートだったな!!」
そして円堂はボールを風丸に渡す。そこから少林寺、少林寺、廣川とボールを再び渡り出した。廣川はDF陣を易々と突破した。鬼道は嫌な予感を察知したのか、声色を変えて周りに止めるよう指示を出す。
「お前たち、そいつを止めろ!!」
「今更遅いぞ……バイシクルボルトッ!!」
廣川はシュート技──バイシクルボルトを放った。源田は予想外の出来事で廣川のシュートに対応が出来なかった。そしてそのままボールはゴールネットへと。その瞬間、帝国メンバーと雷門中の生徒は何が起こったのか理解が出来ずにいた。
『き、決まったぁ!! まさかの雷門、帝国に先制点!! 廣川のバイシクルボルトが帝国からゴールを奪ったーー!!』
「よ、よっしゃあああぁぁぁーーーー!!」
それを聞いた円堂は空に雄叫びを上げる。円堂の雄叫びが響いた瞬間、他のメンバーを現実だと知って廣川に近寄る。
「廣川! やったな!」
「ああ」
染岡は廣川の手を叩き、廣川
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